市民連合ふくおかの総会が開かれました

市民連合ふくおかの総会が以下のように開かれました.

市民連合ふくおか・総会 日時:2月13日(日)14時~16時
会場:福岡市中央市民センター・第1会議室+ZOOM

会場参加が14人、ZOOM参加が24人、合わせて38人の方が参加。
司会は、三苫哲也さん(事務局次長)が行いました。
★「はじめに」挨拶
石川捷治さん(前共同代表、顧問に就任)
・2021総選挙では、213の統一候補がいた選挙区の中104で当選、合計すると4野党の比例票を上回る票を集めた。
・自民党の最終盤での巻き返しは凄かった。地域での運動が課題。
・福岡には色々な人・団体がいる。どうすれば結集できるのかが鍵。そうした出発点になればと思う。
酒井嘉子さん(前共同代表、顧問に就任)
・市民連合的組織の全国での広がりは凄い。
・2021年総選挙では、1万票以内で競り負けた選挙区が32ある。
・自公政権がわは恐怖感を抱き「野党共闘」を崩そうとしている。
・戦後の政治のなかで安倍・菅・岸田と独裁政治が続いている。野党共闘で対応するしかない。
・市民を育てる、有権者意識を育てることが大切。

★組織改編にあたっての準備について(片山が担当)
・12/5例会で組織改編の提案を行い了承される。
・12月一杯で、県内各地の市民連合的組織との意見交換など実施。
・1月に入り、1/10仮事務局会議でたたき台を作成、1/23市民連合的組織などが参加しての会議で「案」確定。
・12月~2月初め 事務局メンバー、共同代表、顧問の打診・確定作業を実施。
・本日提案。
★組織改編案(レジュメを添付)(片山が説明)
★質疑応答(3人の方より質問があり、片山が回答しました)承認されました。
・市民連合ふくおかの会員として残ることと、地域における市民連合的組織に加入することの関係について整理
⇒併存可能。但し、両方で年会費を求められる場合がある。
・人事案は了承するが、参加団体による互選・募集といった形をとらなかったのはなぜか?
⇒月1回の運営会議で参加団体をすべてカバーしている。事務局は人数を絞り実務を担当する形にしたかったこと、世代交代を図りたかったことから人選。
・市民連合ふくおかと参加団体との関係で、「横の連絡対」「司令塔ではない」といった表記があるが、リーダーシップを発揮し引っ張っていくことが必要なのでは?
⇒参加団体と市民連合ふくおかの関係は、従属関係などなくがフラットなものであることを強調した表現。運営会議で決定し、活動を引っ張っていくことはありうる。

★会計報告(レジュメ添付)(担当者が体調不良で会場参加ができなかったため、片山が代行・説明)
・総選挙の関係で総会開催が半年遅れたので、2020年9月~2021年1月までの1年5ヶ月分の収入・支出である。
・収入は会費とカンパ。とくに集会などを開いた際のカンパが多かったが、コロナ禍でそうした機会も少なかったため、2021年総選挙前に「特別カンパ」の要請を強く行い、総選挙用のグッズに使ったので、収入・支出ともに大きくなっている。
★質疑応答(1人質問、代行した貝山が回答)承認されました。
・会計報告のなかに次年度(2022年2月~2023年1月)の予算案がないが、予算と活動方針は一体化するもの。必要ではないか?
⇒発足以来の慣例として、予算案作成は行っていなかった。次年度からは検討したいということで、事務局会議・運営会議で早々に検討することになりました。

★参加団体からの一言
「選挙に行こう1区市民連合」竹下さん
・先日の総会で色々と決定。3月より街宣を再開する。とくに改憲阻止にいかに関わっていくか、改憲反対の全国署名なども行う予定。
・改憲反対のための学習会(弁護士さんにお願い)を開催する予定。
・福岡1区(博多区・東区)は投票率が県下で最も低かった。その対策をしたい。
「福岡2区市民連合」黒澤さん
・一昨日の事務局会議で決定。
・福岡市長選(2022年11月)も意識し、野党各党の関係者(市議さんなど)によるZOOMでの連続講演を企画(2月後半~4月後半)
・南区・城南区での19日行動に加え、4月から第2水曜日に中央区六本松で街宣を計画。
・若者向けを意識したチラシを作成、街宣での配布に加え、ポスティング行動も行う予定。
「市民連合オール4区の会」片山泰都さん
・月1回の街宣を継続中。
・基本政策がふれない政党(共産・社民・れいわ)同士の結束を強めてほしいといった申し入れを3党にする予定。
「政治を変えよう!選挙に行こう!福岡5区の会」永利さん
・自民党の衆議院候補・新人はすでに活動スタート。
・参院選(定数3)での対応は難しい面があるが、改憲阻止で九条の会との連携、投票率を上げるための従来とは異なるスタイルの活動を企画中。
「6区市民連合」森田さん
・19日行動の参加者と重複。会員増加を進めたい。
「総かがり行動大牟田実行委員会」新谷さん
・19日行動、数年間にわたって継続。
・3/10呼びかけ人会議で、参加するかどうか、議論・決定する予定。
「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める直鞍市民連合」岐部さん
・2021年8月に「福岡8区での統一候補の擁立」をめざして発足。現在休眠中、流れは引き継ぎたい。
・3/20総かがり行動に参加、5/3演劇公演を企画。
・九条の会の方と一緒に4月以降「憲法cafe」を企画中。
「平和をあきらめない北九州ネット」前田さん
・ネットワークをつくり、政党を引っ張っていくこと、運動を強めることを評価。
・将来は選挙区毎に市民連合をつくりたいと思っているが、暫定的に平和ネットで対応。
・19日行動として、2/19、3/13(小倉・黒崎2地点)を計画。
福岡11区にお住まいの土田さん
・会員1人のなかで奮闘中。共産党・社民党の地域事務所を訪問し、つながりを維持。
・最近、コロナ禍で大学を中退し就職している人の話を聞いた。
事務局・片山より
・各団体から運営委員複数人を決め、お知らせ願いたい。
・月1回の運営会議は毎月第3日曜日の19時~21時、ZOOM開催とする。
・参加団体の運営委員用のMLを作成するので、活動についての報告もお願いしたい。
★事務連絡と会費・カンバ要請
3/13総かがりの行動、4/16佐々木寛さん講演会の案内

★「おわりに」挨拶
出水薫さん(新共同代表)
・担当されている市民ゼミについて
・「市民」は成るものであり、育てることが大切。
・死刑制度廃止、同性婚承認、夫婦別姓制度承認など、「私」ではなく「私たち」を考える「市民」を。
・市民運動として取り組んでいることと、政党政治が結び付いていない、その媒介の場をつくりたい。
星乃治彦さん(新共同代表)
・危機感より引き受けた。
・1980年代・90年代は希望があったが、現在の日本は「みすぼらしい」。残念だし、新しい世代に対してご免なさいと思う。
・誰がしたんだ、他国は政権交代がある、日本はここ30年間ほぼ自民党政治が続いている。これが原因では?
・割をくっている若い世代に対して、変えないといけない、ポテンシャルはあるはず。
・憲法を守るといった「守る」のではなく、「新しい社会をつくっていこう」としていることを見せたい。 

なお、新人事は以下のようになっています。(敬称略・50音順)
★共同代表(2人)
 出水薫(九州大学教授、政治学)
星乃治彦(福岡大学名誉教授、歴史学)
★事務局(8人)
 事務局長(片山純子)
事務局次長(三苫哲也)
 事務局員
有田光希・池上遊・竹内俊一・竹下秀俊・中嶋昭範・永利恭子
★実務担当(+4人)
 写真担当:橫田つとむ
 ML管理担当:中嶋
 facebook担当:片山・後藤冨和・中嶋
 twitter担当:有田・後藤・中嶋
 ホームページ担当:中嶋
 会計・名簿管理:永利 
 その他:上戸洋子・古賀豊子
★顧問(4人)
 青柳行信(福岡県総かがり実行委員会代表)
 石川捷治(前共同代表、九州大学名誉教授)
 酒井嘉子(前共同代表、九州大学名誉教授)
 村井正昭(弁護士)
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