市民連合ふくおかの組織改編がコラム@市民連合で紹介

市民連合ふくおかの「2022年2月組織改編」が全国の「コラム@市民連合」のニュースで紹介されました.

総選挙の結果と「2022年2月組織改編」について

片山純子
(市民連合ふくおか 事務局長)

福岡県内には小選挙区が11ある。2012年・2014年・2017年の総選挙では、3回続けて自民党が11議席を独占したが、2021年総選挙では、福岡5区・9区・10区の3選挙区において、自民党ベテラン議員が落選した。その3選挙区中2つは「野党統一候補」が勝利した。自民党議員の落選は、福岡5区で総選挙直前まで現職・新人候補が公認争いを行うなど、自民党の奢り・敵失による点もある。しかし、共産党が候補者を降ろし、選挙区内で共産・社民などの立憲野党が市民とともに「野党統一候補を当選させるぞ」と努力したことがあっての成果であり、・・・・

https://shiminrengo.com/archives/4906

市民連合ふくおかの総会が開かれました

市民連合ふくおかの総会が以下のように開かれました.

市民連合ふくおか・総会 日時:2月13日(日)14時~16時
会場:福岡市中央市民センター・第1会議室+ZOOM

会場参加が14人、ZOOM参加が24人、合わせて38人の方が参加。
司会は、三苫哲也さん(事務局次長)が行いました。
★「はじめに」挨拶
石川捷治さん(前共同代表、顧問に就任)
・2021総選挙では、213の統一候補がいた選挙区の中104で当選、合計すると4野党の比例票を上回る票を集めた。
・自民党の最終盤での巻き返しは凄かった。地域での運動が課題。
・福岡には色々な人・団体がいる。どうすれば結集できるのかが鍵。そうした出発点になればと思う。
酒井嘉子さん(前共同代表、顧問に就任)
・市民連合的組織の全国での広がりは凄い。
・2021年総選挙では、1万票以内で競り負けた選挙区が32ある。
・自公政権がわは恐怖感を抱き「野党共闘」を崩そうとしている。
・戦後の政治のなかで安倍・菅・岸田と独裁政治が続いている。野党共闘で対応するしかない。
・市民を育てる、有権者意識を育てることが大切。

★組織改編にあたっての準備について(片山が担当)
・12/5例会で組織改編の提案を行い了承される。
・12月一杯で、県内各地の市民連合的組織との意見交換など実施。
・1月に入り、1/10仮事務局会議でたたき台を作成、1/23市民連合的組織などが参加しての会議で「案」確定。
・12月~2月初め 事務局メンバー、共同代表、顧問の打診・確定作業を実施。
・本日提案。
★組織改編案(レジュメを添付)(片山が説明)
★質疑応答(3人の方より質問があり、片山が回答しました)承認されました。
・市民連合ふくおかの会員として残ることと、地域における市民連合的組織に加入することの関係について整理
⇒併存可能。但し、両方で年会費を求められる場合がある。
・人事案は了承するが、参加団体による互選・募集といった形をとらなかったのはなぜか?
⇒月1回の運営会議で参加団体をすべてカバーしている。事務局は人数を絞り実務を担当する形にしたかったこと、世代交代を図りたかったことから人選。
・市民連合ふくおかと参加団体との関係で、「横の連絡対」「司令塔ではない」といった表記があるが、リーダーシップを発揮し引っ張っていくことが必要なのでは?
⇒参加団体と市民連合ふくおかの関係は、従属関係などなくがフラットなものであることを強調した表現。運営会議で決定し、活動を引っ張っていくことはありうる。

★会計報告(レジュメ添付)(担当者が体調不良で会場参加ができなかったため、片山が代行・説明)
・総選挙の関係で総会開催が半年遅れたので、2020年9月~2021年1月までの1年5ヶ月分の収入・支出である。
・収入は会費とカンパ。とくに集会などを開いた際のカンパが多かったが、コロナ禍でそうした機会も少なかったため、2021年総選挙前に「特別カンパ」の要請を強く行い、総選挙用のグッズに使ったので、収入・支出ともに大きくなっている。
★質疑応答(1人質問、代行した貝山が回答)承認されました。
・会計報告のなかに次年度(2022年2月~2023年1月)の予算案がないが、予算と活動方針は一体化するもの。必要ではないか?
⇒発足以来の慣例として、予算案作成は行っていなかった。次年度からは検討したいということで、事務局会議・運営会議で早々に検討することになりました。

★参加団体からの一言
「選挙に行こう1区市民連合」竹下さん
・先日の総会で色々と決定。3月より街宣を再開する。とくに改憲阻止にいかに関わっていくか、改憲反対の全国署名なども行う予定。
・改憲反対のための学習会(弁護士さんにお願い)を開催する予定。
・福岡1区(博多区・東区)は投票率が県下で最も低かった。その対策をしたい。
「福岡2区市民連合」黒澤さん
・一昨日の事務局会議で決定。
・福岡市長選(2022年11月)も意識し、野党各党の関係者(市議さんなど)によるZOOMでの連続講演を企画(2月後半~4月後半)
・南区・城南区での19日行動に加え、4月から第2水曜日に中央区六本松で街宣を計画。
・若者向けを意識したチラシを作成、街宣での配布に加え、ポスティング行動も行う予定。
「市民連合オール4区の会」片山泰都さん
・月1回の街宣を継続中。
・基本政策がふれない政党(共産・社民・れいわ)同士の結束を強めてほしいといった申し入れを3党にする予定。
「政治を変えよう!選挙に行こう!福岡5区の会」永利さん
・自民党の衆議院候補・新人はすでに活動スタート。
・参院選(定数3)での対応は難しい面があるが、改憲阻止で九条の会との連携、投票率を上げるための従来とは異なるスタイルの活動を企画中。
「6区市民連合」森田さん
・19日行動の参加者と重複。会員増加を進めたい。
「総かがり行動大牟田実行委員会」新谷さん
・19日行動、数年間にわたって継続。
・3/10呼びかけ人会議で、参加するかどうか、議論・決定する予定。
「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める直鞍市民連合」岐部さん
・2021年8月に「福岡8区での統一候補の擁立」をめざして発足。現在休眠中、流れは引き継ぎたい。
・3/20総かがり行動に参加、5/3演劇公演を企画。
・九条の会の方と一緒に4月以降「憲法cafe」を企画中。
「平和をあきらめない北九州ネット」前田さん
・ネットワークをつくり、政党を引っ張っていくこと、運動を強めることを評価。
・将来は選挙区毎に市民連合をつくりたいと思っているが、暫定的に平和ネットで対応。
・19日行動として、2/19、3/13(小倉・黒崎2地点)を計画。
福岡11区にお住まいの土田さん
・会員1人のなかで奮闘中。共産党・社民党の地域事務所を訪問し、つながりを維持。
・最近、コロナ禍で大学を中退し就職している人の話を聞いた。
事務局・片山より
・各団体から運営委員複数人を決め、お知らせ願いたい。
・月1回の運営会議は毎月第3日曜日の19時~21時、ZOOM開催とする。
・参加団体の運営委員用のMLを作成するので、活動についての報告もお願いしたい。
★事務連絡と会費・カンバ要請
3/13総かがりの行動、4/16佐々木寛さん講演会の案内

★「おわりに」挨拶
出水薫さん(新共同代表)
・担当されている市民ゼミについて
・「市民」は成るものであり、育てることが大切。
・死刑制度廃止、同性婚承認、夫婦別姓制度承認など、「私」ではなく「私たち」を考える「市民」を。
・市民運動として取り組んでいることと、政党政治が結び付いていない、その媒介の場をつくりたい。
星乃治彦さん(新共同代表)
・危機感より引き受けた。
・1980年代・90年代は希望があったが、現在の日本は「みすぼらしい」。残念だし、新しい世代に対してご免なさいと思う。
・誰がしたんだ、他国は政権交代がある、日本はここ30年間ほぼ自民党政治が続いている。これが原因では?
・割をくっている若い世代に対して、変えないといけない、ポテンシャルはあるはず。
・憲法を守るといった「守る」のではなく、「新しい社会をつくっていこう」としていることを見せたい。 

なお、新人事は以下のようになっています。(敬称略・50音順)
★共同代表(2人)
 出水薫(九州大学教授、政治学)
星乃治彦(福岡大学名誉教授、歴史学)
★事務局(8人)
 事務局長(片山純子)
事務局次長(三苫哲也)
 事務局員
有田光希・池上遊・竹内俊一・竹下秀俊・中嶋昭範・永利恭子
★実務担当(+4人)
 写真担当:橫田つとむ
 ML管理担当:中嶋
 facebook担当:片山・後藤冨和・中嶋
 twitter担当:有田・後藤・中嶋
 ホームページ担当:中嶋
 会計・名簿管理:永利 
 その他:上戸洋子・古賀豊子
★顧問(4人)
 青柳行信(福岡県総かがり実行委員会代表)
 石川捷治(前共同代表、九州大学名誉教授)
 酒井嘉子(前共同代表、九州大学名誉教授)
 村井正昭(弁護士)

「立憲政党の方の話を聞く会」ZOOM連続企画

福岡2区市民連合で下記のような企画を予定しています。
ZOOMで行います。2区以外の方々にも参加していただきたくここでお知らせします。

◆「立憲政党の方の話を聞く会」ZOOMで視聴・連続企画
2月~4月にかけて、共闘関係にある政党・議員の皆さまに、お得意分野からのお話を順次していただきます。
2022年は11月に福岡市長選もあります。
地域の課題を共有することも大切なので、皆さんには、福岡市政について諸分野からテーマ設定し話していただく予定です。
いずれも19時~20時の1時間枠で、40分お話・20分質疑応答の構成、ZOOMで実施します。
ZOOM情報は、直近にお知らせします。
当日はライブ配信を予定。
録画し、福岡2区市民連合ホームページなどにアップし、後から視聴可能なようにします。
当日ご参加いただきますと、質疑応答もできます。
ご予定にお加えください。

・2/25(金)19時~20時 ふくおか緑の党・荒木龍昇福岡市議 「個人情報保護問題と福岡市政」
・3/14(月)19時~20時 社会民主党・池田よしこ福岡市議 「教育問題と福岡市政」
・3/22(火)19時~20時 立憲民主党・成瀬えみ福岡市議 「ジェンダー問題と福岡市政」
・4/8(金)19時~20時 日本共産党・堀内徹夫福岡市議 「気候危機問題と福岡市政」
・4/25(月)19時~20時 福岡市民政治ネットワーク福岡城南・清水みち子さん 「多様性と7福岡市政」

「立憲政党の方の話を聞く会」の動画

全国市民連合第20回全国意見交換会 報告

さる2月5日(土)14時から2時間余り、東京・市民連合主催の第20回全国意見交換会がありました。発言はしていませんが、参加しました。
本意見交換会の動画は以下のサイトで2月16日(水)まで視聴できます。
録画URL:
https://youtu.be/KKdo6zceYYQ

立民、連合(詳細はなかで説明があります)の動き、国民民主党と維新・都民ファーストとの関係、れいわ新選組の共闘の考え方はなど、色々と心配な動きはありますが、全国の参加されている方々の基本姿勢は、参院選に向けて、中央での政策合意など話し合いを早めに始めてほしいということとともに、この間の市民連合的運動の蓄積を踏まえ(地域差はあり)、地域から政党・連合との話し合いを進め、地域からも推し進めていこうというものです。

参院選で改憲阻止の議席を確保するためには、改選議席124議席中43議席の獲得が必要、
これは国民民主党の議員を含めての数字なので、国民民主党を自公・維新の改憲勢力側へ追いやると、もっと必要になります。
参院選に向けての基本方針は
・「立憲野党と政策合意」
・「1人区は候補者一本化」(32選挙区、2016年は11議席獲得・2019年は10議席獲得)
・「複数区は可能な範囲での調整」(15選挙区・42議席 福岡県はここに含まれ、定数3議席)
・「比例区は立憲野党それぞれの政党」(50議席)
今回もこの対応を基本とし、立憲野党共闘体制を作り上げていく。
労働団体、市民団体、無党派層・無関心層、保守層も含む総結集体制で支援する体制をめざすとのことです。

同時間帯にZOOMでの参加が29人、YOUTUBEでの参加が66人と、100人弱が参加しての意見交換会でした。最初と最後の挨拶(3人)、事務局からの情勢報告と提起(1人)以外では、全国各地から参加された方16人が発言しました。

どうしても発言者が男性に偏りがちとのことで、各団体でも女性の方の参加を増やしてほしいといった要請がありました。私は今回発言しませんでした(組織改編の途中というこもあり)が、ZOOMで参加しチャットの方で、参加されていた女性の方たちと感想めいたことを述べあっていました。12/25前回の意見交換会は、当日120人が参加。事後にYOUTUBEを視聴した方を含めると、約800人が参加・共有したことになるそうです。

◆司会:高田健さん
女性の発言者が多くなるよう、努力してほしい。

◆最初の挨拶:長尾詩子さん(安保関連法に反対するママの会、弁護士、運営委員)
コロナ感染者が激増し、原則自宅療養となるなど、対応できていない。
2/3弁護士会と総かがりで改憲反対の講演会を実施。
法改正ですむものを改憲といい、改憲そのものも乱暴な内容、改憲よりも優先される課題があることを確認。
立民・共産・社民の国会議員も参加し発言、憲法審査会の開催をめぐるせめぎ合いが続いていると。
2015年安保法制に反対する国会外からの市民の声が高まるなかで、国会内の議員も頑張った。
市民の声を大にして可視化することが大切。
7月の参院選で2/3以上を許すと、自民はやりたい放題となる。そうならないように、頑張りましょうと。

◆情勢報告と提起など(レジュメ使用):福山真劫さん
連合に関する動き(2~4ページ) 立民の総括をめぐる動き(4ページ)
⇒諸動向については注目する必要はあるが、政権打倒のためには「野党共闘」しかないことは明らか。
自公政権は、国会運営・参院選での最大の戦術は「野党共闘つぶし」であることは明らか。
自公政権や補完勢力に日本のかじ取りを任せるわけにはいかない。レジュメで確認のこと。

◆自治体関連の選挙支援
東京都・町田市の市長選(2/20投開票)の試みが紹介された。自治体選挙については、市民連合の力を地域で蓄積するために、可能な支援をしようとしている。
★町田市(人口43万人)
市長選に、現職(連合が推薦)・元都議(自民、維新推薦か?)がたち保守分裂、市民候補を擁立。
「地方政府」づくりに関わる、維新の進出阻止、共産党を含む共闘体制ができる、市民連合と諸ボランテイア団体が提携し支援
⇒参院選に向けての野党共闘のステップとしたい。
すでに「政策協定」を締結し、6野党からの推薦を得ている。選対本部長は市民連合から出す。
学校減らしの動きに反対、高度医療体制つくりの強いイシューで戦う予定。
選挙情勢としては、タウン誌の調査では現在「横一線」。

◆宮城県
12/25 新潟・米山隆一衆議院議員による講演会実施、野党系当選者も参加、石垣のりこ(立民)・高橋ちずこ(共産)も発言。
市民による街宣も実施。
参院選に向けては、自民候補2人(うち桜井允議員は2016年統一候補であったが、自民会派へ転じる)、維新女性候補が表明。
立民候補(共産も支援)統一候補として内々に話し合う
立民・泉代表の発言と県内立民議員の考えは相容れないと思われる
1/29石垣のりこ議員のイベントで、安住淳衆議院議員が「ネズミを捕る猫はいい猫」と鄧小平の言葉を引用し発言。
隣県の岩手県で野党統一候補が決定。
1/21連合宮城と懇談
中央の市民連合には、①野党各党との対話、②野党との政策についての意見交換、③マスコミ対策、④労働組合との懇談、⑤改憲阻止の諸運動との連携を希望。
立民・泉代表の発言は疑問、地域から立民のあり方をめぐって発信することが大切。
会場を設けて複数で参加、女性も含む。男性が多いなかで慣れない形での発言をする女性もいるが、広い心で受け入れないと女性の参加者は増えないと、
女性参加者としての苦悩を話された方がいて、チャットで共感を集めていました。

◆山形県(2016年野党統一候補は舟山康江さん、当時無所属で当選し現在は国民民主党に所属)
舟山康江さんを支援する枠組み(共産党が蚊帳の外に置かれている)の問題
舟山さん自身が、改憲反対となど市民に約束できるのか? 懇談予定あり・そこで確認することで対応を決めたい。

◆福島県からの参加者より
当選した衆議院議員に国会報告をしてもらうことは、選挙後の取り組みとして大切。
市民連合の政策合意について、経済・金融政策が弱体なのではないか?

◆東京都
中央の動きとは別に、各地域で「下から変えていく」ことが大切。
めぐせた(目黒区・世田谷区)では1/16に9回目の定期協議を実施(立民からは手塚・落合議員、共産からは笠井議員が参加)、都議・区議らとも行う。
立民の状況については、立民だけでなく市民の側にもそうさせていると言った責任がある。
議員・各イシュー団体とつながろう。
(つなく@東京のホームページで紹介)
中央の市民連合には、ホームページに全国各地の運動がわかるようにリンク先一覧わつくってほしい。
7月の参院選前までに、2月町田市市長選、4月練馬区区長選、5月中野区区長選、6月杉並区区長選、調布市市長選がある。
これらすべてに勝ち抜くことで、参院選に臨みたい。

◆神奈川県
月1回定例会を開催し、街宣など実施。国会議員との懇談も実施。日中国交正常化50年の年ではあるが対中国政策は?、全世代への対応は? などを議論。
朝日新聞2/4が2040年「16増・16減」を7報道したのはなぜか?
「10増・10減」案と「3増・3減」案での攻防が展開されていることを反映か?

◆静岡県
連合方針の揺れを見ていると「連合の政治方針が崩壊」かと。
立民・泉代表の発言に対して、市民連合は声をあげていくべき。
静岡県は定数2で、統一候補の擁立は困難。参院選をいかに戦うのか? 4/10中野晃一さん講演会を企画

◆愛知県
県単位の市民連合が二つあり、現在話し合っているところ。
連合愛知が、政党への介入、市民連合と政党の話し合いにも介入。文書での申し入れを準備中(野党共闘は正しかった、不当介入をするなの2点)

◆岐阜県
立民・国民ともに地方議員が少なく党の力が弱体、連合岐阜との関係が大きい⇒難航
19日行動に加えて街頭での署名(改憲反対)活動も実施

◆兵庫県
定数3で自民・公明・維新で分け合う。
自公による相互推薦が揺れているのはチャンス。野党系候補の一本化で1議席確保を狙いたい。
同じ事は大阪府でもいえるので、兵庫県・大阪府で調整してほしい。

◆岡山県
1/21選挙総括をまとめる
「いっぽんカフェ」を開催し、テーマ毎に市民と議員で話し合っている
自民候補とは別に玉野市長をしていた保守系候補が立候補を予定。立民・国民・連合が支援。社民は政策の一致が必要と話す。共産とは蚊帳の外状態。
2/22菱山奈帆子さんを招いての講演会を企画。

◆徳島県
中央の市民連合に対して、共通政策を結ぶ際には、実現するための工程表も同時に作成すべき
徳島県・高知県の合区なので、ブロック協議会のようなものができないか模索

◆高知県
連合高知に対して「地域事情に応じた対応を」といった文書を送付、連合高知内で2/4配られた模様。
自公政権ではダメといった内容のチラシを月1回のペースで作成し配る予定。

◆まとめの挨拶
★中野晃一さん
参院選で敗北すると、自公にとって「黄金の3年間」となる追い詰められた状況。
コロナ禍で多くの人が苦しんでいるのに、メディアの報道量が少ないし、生活を伝えようとしない。メディアの統治権者化が進展しているのでは?
市民が野党共闘を求めているのは、「私たちの声を政治に届けてほしい」と思うため。暮らしと命の争点化を改めて思った。

★福山真劫さん
①運動の弱さをいかに克服していくのか? 
 選挙だけでなく、日常・生活者の視点から踏み込んでいくことが大切なのでは。
 立民は組織が弱い、共産は100年の歴史でしっかりしてい。組織と運動の強化を。
②自公政権の路線を変えていくためには、基本戦略として「野党共闘」しかない、「本気の野党共闘を」
 立民の泉・西村体制は「慣れていない」「揺れている」
 国民:維新との関係? 都民ファーストとの関係? かつての民社党みたいのものへといった動きもある
 れいわ新選組:共闘をいかに考えるのか?
 連合:内部で綱引き、大義は分かっているはず
③政策合意の内容をどのようなものにするのか? 
 経済政策を加味すべきなのか、議論していきたい。できるだけ早い段階で申し入れたい。
 中央でけでなく、地域で作り上げていくことが重要
 参院選2/3阻止を、実現できないと深刻な状況となる

★廣渡清吾さん
市民連合による運動は、最小値としては衆参1/3阻止、最大値としては戦後初の政権交代運動だと思う
岸田政権 「先手を打つと言いつつ前の轍を踏む」(朝日川柳)
日本は、30年前に比べて経済的に衰退、市民が色々なところで討論していくことが大切

次回、全国意見交換会は3月26日(土)14時~16時となりました。

以上です。
事務局・片山純子

【兪炳匡のどん底ニッポンを立て直す!】が面白い

兪炳匡(ゆう へいきょう)氏(神奈川県立保健福祉大学教授)が「日本再生のためのプランB」を提唱しています.その内容は集英社新書「日本再生のためのプランBー医療経済学による所得倍増計画」に展開されていますが,以下の6回のYouTubeの動画でも見ることができます.また,特別編は水野和夫氏(法政大学)との刺激的な会話からなっています.

【兪炳匡のどん底ニッポンを立て直す!】①〜⑥
①「沈む賃金 貯蓄ゼロ〜働いても豊にならない現実から」(30分)
②「製造業より医療介護〜雇用と富を生み出す産業」(36分)
③「魅力を失う日本〜そして誰もいなくなる」YouTube(35分)
④「悪夢の『民営化』~『働く99%』のための成長戦略」(40分)
⑤「『働く99%』のための所得倍増計画〜かぎは地方の底力」(40分)
⑥「巨視的な『日本再生』プラン~道路から教育・医療へ」(45分)
特別編「資本主義の終焉〜『働く99%』の豊かな生活のために」(58分)
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